必見!DMレスポンス率2,9%の秘密、公開します!
私は、約3年前に福岡へUターンしてきたため、地元で現在のビジネスの人脈が殆どありません。そこで、行政書士として事務所を開業するときに、DMを発送しました。通常取引先でない場合の営業DMは、レスポンス率0,3%と言われています。高くても、せいぜい0,5%から1%といったところが、マーケティング業界では常識の数字ではないでしょうか。では、なぜ2,9%もの脅威の数字を挙げられたのでしょうか? そこには、特別な事情もあるのですが、一般的なビジネスでも十分活用できるノウハウがあります。そこで、当ブログで全てを公開します。
まずは、DM発送2週間後の数字上の結果です。
■DM送付数 / 276通
■レスポンス数/ 8件
内訳/ 電話4件、メール3件、FAX1件
■アポイント数/ 2件
特別な事情としては、下記があげられます。
①宛先は、面識のない士業の方のみ
②協業を前提とする内容で、単なる売込みではない
このDMの目的は、名刺を保管してもらうためで、封筒や挨拶状はすぐに破棄されて構わないと思いました。そして、いつか何かの折に、私の名刺を思い出してくれたらあり難いという思いでした。ですので、すぐに破棄される可能性が高いはがきにはせず、挨拶状の内容もごくごくスタンダードなものです。
ただし、特に工夫したのは下記の点です。
③開封率9割を狙って、目立つ封筒と書体にした
ビジネス用のDMは、真っ白なケント紙風のものが多いので、あえて和風の封筒と書体にしました。実はほんの少し割高になりますが、あまり値段は変わらないんです。写真では伝わりづらいのですが、そう、まるで結婚式の招待状風な感じです。現に知人や親せきにも同様に送ったら、速攻で「誰かの結婚式の案内状かと思ったよ!」と連絡がありました。ちなみに知人関係は6割のレスポンス率でした!
④同封名刺には、顔写真を入れた
見ず知らずの相手ですので、少しでも身近に感じてもらえればと思い、出来る限りスマイルした写真です。恥ずかしながら、この写真です。
http://office-nakayama.biz/profile.html
⑤宛名は個人名にした
私の個人としての開業でしたので、あえて法人名や事務所名でなく、個人名にしました。
しかし、これがかえって、「ひょっとして知り合いかも?」と興味を引いて、電話いただいたケースもありました。
以上が、私からの報告です。
いかがですか、少しは参考になりましたでしょうか?
しかし、本当の理由は、福岡県人が”あったかいんだから~”が大きいのかも知れません。
送付した先の士業の先生から、”挨拶状頂きましたよ!”と声かけてもらって、とても励みになりました。
また、何か参考になるデータあったら、報告しますね。
追加情報です。
かなり時間が経ったのですが、週末に新規のメールが1件入ったので、レスポンスは計9件、レスポンス率は3,2%となりました。
それと書体ですが、私が使ったのは、”正調祥南行書体EX”です。「この封書は大事だから開けなさい!」的な重圧感が滲み出る、かなりインパクトのある書体でおすすめです。