行政書士試験は、易しいVS難しい、どっち?

shiken103今日は記念すべきブログ初日です。なので、まずは自己紹介も兼ねて、行政書士試験に合格するまでの体験を基にお話します。

まずはタイトルにある「易しいVS難しい」の結論から言うと、試験問題は「難しく」合格基準点は「易しい」というのが私の意見です。

インターネット上には行政書士に関する沢山の情報があふれてて、どれが信頼できるのか見極めるのはホントに大変です。法律家になりたいと考えて、行政書士という国家試験にチャレンジすることにしましたが、初めての国家資格取得なので、迷わず試験予備校の通信講座を受けました。

勉強の内容は、憲法、民法、行政法、商法会社法、それと一般知識という科目ですが、法律に日頃から接した経験が無いと、最初はかなり理解するのにとまどいます。私は会社法は長い間実務で経験していましたので、これを得意科目とできましたが、憲法、民法は初めてで、本当に難しいと感じました。

また、通常資格試験は、その過去問をやれば対策できると聞いていましたが、行政書士試験の過去問よりも、司法試験や、司法書士試験の過去問を多くやりました。つまりは、勉強する内容はかなりレベルが高く、一般試験の足切りもあるので、センター試験に近い常識問題も求められるということです。

私は最初に選んだ予備校の講師のアドバイスのみを信じて、余計な勉強は一切せず、ひたすら反復に集中しました。短期合格を目指すなら、11月の試験本番に向けて、8月頃には一通りの勉強を終えてなければ厳しいと思います。その後はひたすら反復して、膨大な知識を定着させて臨むことで、「242点」で合格しました

ちなみに合格基準点は300点満点のうち「180点」を超えていればよいのですが、この6割突破を目指す勉強こそ私にとっては難しく感じました。学生時代の受験は通常満点を目指してやってきてますから、資格試験特有の6割を取るためにここまででいいという判断が素人にはできません。なので、資格試験の初心者ならば、とにかく高得点を取ることを目標にせざるを得ないと思われました。

以上簡単にまとめましたが、行政書士試験は、ずばり「難しい」と思います。勉強する内容もボリュームも、想定以上でしたし、合格を勝ち取るには「努力しました」と胸を張って言えます。

お陰で、弁護士や司法書士の先生方はもちろんのこと、行政書士試験に合格した方、今もチャレンジされている方など士業の先生すべてに、より一層尊敬の念を抱くようになりました。

 

 

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