最近気になったスタートアップをご報告!

スタートアップのピッチイベントに参加するとどうしても受賞した企業に注目が集まるし、確かに受賞する企業はそれなりの理由があると思います。先日参加したシリコンバレー方式のイベントでは、リアルタイムに参加者の会場投票で受賞者が決まるという透明性の高いもので、それはそれで参加側にとってのモチベーションも違った気がする。しかし、ほとんどのイベントで共通するのは、プレゼンターがとてもアピール上手だったり、アピールする商品がとても分かり易いものだったりして、そういう技術や商品を持つ企業が、受賞することがやっぱり多いなと思うこの頃です。

でも、個人的に惹かれるのは違う技術だったりして、やはり自分には到底思いつけないような技術・サービスを発見すると、思わず「おぉ~」と興味を惹かれてしまいますね。 私などが参加するイベントに出展している時点ですでにそれなりの実績はあるのだろうけど、今日は最近「気になる~!」と思ったいくつか企業を紹介したいと思います。

■Paronym(パロニム)「TIG」
動画の中の情報に「触れる」というコンセプト。動画を見てて気になる商品や情報があっても、それを検索することは難しいけど、タッチして次々とストックしていき、リアルタイムに情報を得ることができるというもの。わざわざキーワードなどで検索する必要なく、欲しい情報が得られるインタラクティブ動画技術「TIG」を公開。ガールズコレクションなどですでに導入しているらしく、確かに動画からそのまま販促や購買に結びつく技術はこれまだなかったなぁと感心しました。実際に動く画面を見る限り、まだまだこれからの技術でしょうが、進化が楽しみですね。ちなみに日本の会社の独自技術です。

実はAMATELUSという会社の「SwipeVideo」というプロジェクトが動画部門で優勝してました。これは、自由視点映像を配信する技術で、スワイプで360°の自由な視点映像を体験できるというもの。ダイナミックなスポーツの映像などで注目されそうですね。こちらも日本発の技術のようです。

■A10 Lab 「みんチャレ」
Google Playベストアプリ連続2年受賞しているので、すでにアプリを利用されている方もいるのではないでしょうか。三日坊主防止アプリとして最近注目されていて、みんなでダイエットすれば怖くない!という印象を持ってました。しかしこのアプリ、実は健康経営などの行動変容と習慣化のソリューションとして、医学的な見地からも効果を認証されつつあるとのこと。ヘルスケアは今注目の分野で、様々な取り組みがなされていますが、こういうアプローチは大切だと実感しました。

■Canary Speech
声を分析することで、人間の状態や疾病を特定することが可能な音声認識ソリューション。パンフレットによると、言語と声とスペクトラムをAI解析することで、疾病を特定することができるらしい。単語の種類、フレーズの組み立て方の特徴、会話の全体的な質などを含む、病気の複数の兆候が判別できるとは、本当にすごいと思いました。日本語のパンフレットを送ってくれるというので、名刺交換したのですが、残念ながら英語のパンフレットが送付されてきました。アメリカ企業ですが、半年前にすでに日本に拠点置いてます。

以上簡単ですが、ご紹介でした。下記にアドレスあるので、興味あればチェックしてみてください。

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