未曽有のコロナ危機!企業が今できることは何だろう。

皆さんは、リモートワークには慣れましたか? 私も4/8以降はリモートワークに入りましたが、今月は仕事が激減したり暗いニュースばかりで、思った以上に効率的な働き方をすることや精神面でのコントロールに苦労しています。
決まった時間に起床して食事、適度な運動が理想なのでしょうが、少しづつ朝寝坊になったり、ついつい遅くまで映画を見たり、気づくとニュースをダラダラ見ていたりします。そこで、最近はSNSの時間を意識的に減らして時間を決めることと、以前にはまっていたアロマをまた活用していますが、これ個人的にかなりおススメです。

さて、本日は諸事情でスタンバイ時間が長いので、久しぶりにブログ更新しようと思い立ちました。私は普段は行政機関などで企業の新事業創出に関するアドバイザーをしています。コロナの影響が出た当初は、資金繰りの相談や従業員へのケアに関する相談が多かったのですが、緊急事態宣言後からは、「今取り組めるビジネスチャンスはないだろうか?」というものが増えています。そこで、ここ2週間程度のリモートワーク中に気づいたことを簡単にまとめてみようと思います。すでに認識していると思われる情報ばかりかも知れませんが、これを読んだ方にとって、少しでもヒントやお役に立てることがあれば幸いです。

この未曽有の危機の収束時期を見通すことは大変難しいですよね。企業それぞれで置かれている状況は違うでしょうが、ユーザーに対して何らかの価値を提供するビジネスに関し、①売上を上げる ②新たなサービスを提供 ③無料開放する、この3つに分けて今できることをコメントしてみたいと思います。

①売上を上げる
短期的には、いわゆる「巣ごもり消費」を狙うほかありません。言い換えると、オンライン購入できるものを提供することです。典型的な例は、UBERや出前館に代表されるデリバリーのプラットフォームに登録したり、独自でECをスタートする飲食店でしょう。 キーワードは「グルメ」「癒し」「エンターテインメント」「リモートワーク」「コロナ対策」、これらのニーズを満たす、あるいは役立つと思われる商品を提供することができれば、この危機もチャンスに変えられるかもしれません。 

ここにトライする企業へのアドバイスとしては、「販売する」ことから「届ける」ことへ発想を転換することだと思います。例えば個人消費を狙う場合、受け手側を考慮して、”ファミリーパック” ”単身者向け日替わりセット”とか、購入しやすい工夫が大切だと思います。

②新たなサービスを提供
ずばり「オンラインで体験」できるようにすることです。オンラインの会議システムやオンライン教育、オンラインのM&Aサービスなど、今急激に需要が伸びています。言い換えると動画配信や、クラウドサービスなど、出来る限り早く開発して提供することが出来れば、かなりのチャンスがあるのではないでしょうか。コロナ後の市場においても、成長できる分野だとと確信しています。

ここにトライする企業へのアドバイスとしては、「付加価値を作って差別化する」ことだと思います。地域性や専門性などはかなりの武器となりますよね。 個人的には、「AR」「VR」を導入するサービスに、かなり可能性を感じています。自社にリソースがなければ、フリーランスに求めるなど、リモートワークならではの協働を検討されてはいかがでしょうか。

③無料開放
有名アーティストなどが一定期間無料動画を配信して話題になっていますよね。目的は社会貢献だったり、あるいは多くの方に知ってもらうためだったり、自社の製品やサービスの無料開放を通じてファンを醸成していくことは、長期的視野に立てば大変価値のあるアクションだと思います。但し、ある程度資金繰りに余裕がある企業に限られてしまうかもしれません。 

ここにトライする企業へのアドバイスとしては、サービス利用のハードルは、後日リーチできる最低限の方法のみにして、限りなく下げることが重要だと思います。

以上です。皆で知恵を絞って、ピンチこそチャンスに変えましょう! 
最後までお読みいただき、本当に有難うございました。

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