初心者でもできる!マーケティングのすすめ Part10

WEBマーケティングについて前回は準備段階のお話でしたが、今回は準備が整った後に、具体的な効果を出すための方法について、コメントしてみたいと思います。

もちろん潤沢な資金があれば、インターネット広告代理店を通じてあらゆる方法にチャレンジできるのでしょうが、殆どの企業はそうはいかないでしょう。また、展開する事業内容やサービスに応じて、様々な方法があり、一概に語ることは困難です。そこで、まずは基本的に抑えるべき知識とその導入について、ある程度絞ってコメントしてみます。

■SEOについて
まずは基本中の基本が、この”SEO”です。正式には”Search Engine Optimization”といい、日本語にすると”検索エンジン最適化”となります。簡単に説明をするならば、情報を閲覧してくれる人に検索されやすいWEBサイトにするための方法です。 この検索エンジン最適化については、Googleなど検索エンジンを運営する会社が独自のアルゴリズムと呼ばれる方法によって、検索ワードに応じて表示される順位を決定するのですが、2014年くらいから大きく傾向が変わったといわれています。ですので、検索エンジンの最新の傾向を把握して、それに合わせてWEBサイトを作ることが大切です。

・作成ポイント
WEBサイトのタイトル、ディスクリプション(概要を伝える短い記述)、タグ(単語で登録する仕組み)などを工夫し、検索されやすいワードや、検索してほしい単語などをうまく織り込みます。もし一定時期に効果が出ないなら、ある程度のタイミングで変更するなど、常にメンテナンスすることも大切です。

・運営ポイント
検索頻度を上げるためには、読みたい内容の記事を沢山書くことが重要でしょう。もちろん、特定のターゲットだけに発信するために、内容を絞り込むことも時には大切ですが、見に来てくれる人がいなければ運営する意味がありません。役に立つか、見易いか、常に問いかけながら、記事を沢山アップしていきましょう。

・特徴つけるポイント
記事の内容が専門的であるとか、役に立つ独自性があれば、検索エンジンの評価も高くなり、良いサイトとして認識されていきます。逆に、例え自分のサイトであっても、別ドメインのWEBサイトからのコピペなどを流用したりすると、検索エンジンの評価が低くなり表示順位が低くなることもあるので、気をつけましょう。

■インターネット広告
自然検索で上位に表示されればよいのですが、記事数が少ないとなかなか上位表示されるのは難しいのが現状です。そのために”リスティング広告”と呼ばれる方法を利用するケースが多いようです。 具体的にはいろんな方法があるのですが、最も基本的なのは、検索ワードを指定して、そのワードで検索された場合に、自社のWEBサイトを上位表示する仕組みです。 この代表格は、””Google Adwords”というサービスで、おそらく1か月あたり数万円から数十万円の予算が多いのではないでしょうか。 どのようなワードにするか、自社の事業やサービスに合わせて設定しますが、検索ワードによって金額が変わりますし、出る効果も様々です。

このほかにも、メール広告、動画広告、バナー広告、コンテンツマッチ、アフィリエイトなど、沢山の手法が存在し、果たしてどの広告が最適なのか、見極めはどんどん難しくなってきている気がします。そういった詳細情報は、インターネット広告会社にお任せするとして、次回はWEBマーケティングの最も大事な導線とその効果について、コメントします。

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