資金が不足しても大丈夫!~イノベーションの成功の秘訣Part 1

R1N0JX1I9Qいよいよ弊社の主力支援事業である”イノベーション”に関する情報を発信していきます。私は2000年から様々な事業開発に取り組んできましたが、WEBサービスや新規事業部の立上げなど自社投資の事業開発、BPRと言われる業務改善プロジェクトの推進、数億の外資を外部から調達して新会社を設立など、会社の実情に合わせ色んなケースを経験してまいりました。成功事例もありますが、どちらかと言うとやはり失敗するケースが多いというのが実情です。しかしだからこそ、失敗を避けるノウハウを少しづつ積み重ね、今ではそれらの経験こそ私自身の貴重な財産になっていると実感しています。

さて、第一弾としては、様々なイノベーションの取り組みの中で、どのようなアプローチで自社の新規事業を考えていけば良いのか、まずは導入についてコメントします。私自身も様々なケースを経験してきましたが、新事業開発のパターンとしては大まかに下記に分けられるのではないでしょうか?

①自社の投資で、新規事業部門あるいは新会社を立ち上げる
②他人資本(融資など)を得て、新規事業を立ち上げる
③自己資本(株式発行など)で、新会社を設立して事業を立ち上げる

おそらく①ができるのは、資金が豊富な上場企業や大会社でしょう。 もちろん工夫次第で投資が少なくてすむ場合は、ベンチャーや中小企業だって可能ですし、①②③のうち2つの組み合わせと言う形でもあり得ます。 もし開発する事業内容が魅力的であれば、③を活用して、スピードを上げることにより、成功へ近づくことができるかも知れません。

さて、私が知る限り、日本企業の新規事業開発の成功事例は、殆どがカリスマ経営者によるトップダウン方式が多いと思われます。上場企業でも、スタート間もないベンチャー企業でもこのパターンが多いようです。 一方で、大企業における社内事業開発でも、経営資源を活かした事業開発で幾つもの成功事例があります。

そこで、まずはどのような着眼点で、新規事業のアイデアを抽出していけばいいか、4つのヒントを提示します。社内の経営資源あるいはこれを読んでいるあなた自身にどのような経験や財産があるか、それを基にまずは発想すると良いと思います。

①顧客
既に顧客リストを保有しているならば、その顧客に向けて新たな価値を提供する方法を模索する

②技術
独自の技術あるいは強みのある技術を、現在提供していない新たな分野で活かせないか思考する

③流通
物流管理や地域拠点などを保有している場合、現業以外で活用できる方法をシミュレーションしてみる

④運営
カスタマーサポートや接客業などのノウハウを、別の業種業態で活かす方法を検討してみる

もし、上記のいづれも資源として無いけれど、自分にとって面白く興味を持てるテーマがあれば、それが何よりも大事な要素です。 日常の生活の中で、「こんなサービスあればいいのにな」とか、「自分はこういう商品を作ってみたい」という情熱があるかが一番の成功の鍵と言えます。逆に言えば、新規事業開発プロジェクトの推進者にそういう情熱が無ければ、そのプロジェクトは結果的に失敗すると私は思います。

もし、情熱はあるけど資金がないという方がいれば、ぜひ下記HP参照ください。 
福岡市で資金調達に関することなら!

また、新規事業のアイデア抽出でサポートが必要な場合は、ぜひお気軽にお問合せください。

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