ビジネスマンの基本! 5W1Hを制すこと
「5W1H」という言葉は誰でも耳にしたことありますよね。 本来は、一番重要なことを先頭にもってくるニュース記事を書くときの慣行として使われています。 すなわち、When(いつ) Where(どこで) Who(誰が) What(何を) Why(なぜ)したのか?
さて、ビジネスにおいても、基本的な枠組みとして、「5W1H」はいろいろな場面で使用できますし、ビジネス経験の長い方は、この5W1Hを意識するまでもなく、自然に身についているはずです。 以下、具体的にお話しますね。
■5W1Hが必要なケースとは?
5W1Hは、何が物事を新たに進めるときに把握すべき重要な要素です。例えば、プロジェクトをスタートする時、或いはワークショップを実施する時などに、意識的に書き出すと、スムーズにに進めることができるでしょう。
■5W1Hを使うと何が明確になるか?
・Why(何故)
何故、物事を進めようとしているのか、背景について明確にします。
・What(何を)
何の目的で、物事を進めようとしているのかを明確にします。
・Where(どこで)
その物事はどこで行われてようとしているのかを明確にします。
・When(いつ)
その物事はいつ行われてようとしているのか、スケジュールや日程について明確にします。
・Who(誰が)
その物事は誰が行うのかを明確にします。
・How(どのように)
その物事はどのように行われるのかを明確にします。
■実際のサンプルでみてみよう!
5W1Hを使って、新規プロジェクト「コンプライアンス対策委員会」を招集します。
・Why(何故) なぜ会議を開催するのか。
→コンプライアンスに対応するため、新体制を導入したい
・What(何を) 会議において、何を決定しなければならないのか。
→社内の体制、スケジュール、最終目標を協議し決定する
・Where(どこで)会議室の場所はどこか。
→本社第一会議室で実施
・When(いつ)会議開催の日時はいつか。
→2016年7月13日 13:00~15:00
・Who(誰が)
→役員、各部部長
・How(どのように) 会議の議題について、進め方をどうするか。
→本社スタッフは直接参加し、支店スタッフはビデオ会議で参加
いかがでしょうか? このように「5W1H」を使うと、招集する側もされる側もポイントが明確になり、内容がきちんと伝わるとは思いませんか? もし今まで意識したことが無ければ、ぜひこの枠組み、活用してみましょう!
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